「忍ペンまん丸」を紹介!【おススメの漫画vol.3】

「忍ペンまん丸」は「ぼのぼの」の作者いがらしみきおさんによる漫画です。1995年4月から1999年4月まで「月刊少年ガンガン」で連載されていました。アニメ化もされています。

全11巻でそれほど長くはないのですが、いがらしみきおさんによる初めての少年漫画でぼのぼの同じ、動物が主役です。可愛くて子どもも大人も楽しめる「忍ペンまん丸」の見どころをご紹介します。

キャラクターの可愛さが絶妙

人里離れた山々で、動物のキャラクターたちが忍者の修行などをしながら暮らしているというお話なので、あまり人間は出てきません。山の持ち主であるおじいちゃんなど、特定の人物だけが数人出てきて、お互いに言葉がわかる設定になっています。

主人公のペンギン「まん丸」が可愛くて、おじいちゃんはメロメロという設定ですが、読者が見てすぐに「可愛いー!」という女子受けするような絵ではないように思います。でもそこが、いがらしみきおさんの動物キャラというか、それぞれのキャラクターが独特で、爆笑と言うわけではないのですが、ふっと笑える絶妙なギャグ要素があり、特にまん丸は性格が天然なので、読んでいるとどんどん可愛く見えてきます。

ぼのぼのも、ラッコかな?という風貌をしていますが、まん丸もこれはペンギン?という見た目をしています。ペンギンなので走ることが苦手、泳ぎは得意など、ペンギンの要素は盛り込まれていますが、そこもゆるく設定されており、可愛さが増しています。

まん丸は主人公として純粋な性格ですが、先輩キャラクターのタヌキのタヌ太郎やツネ次郎はちょっと大人びていてちょっと危ないギャグを言ったり、容赦なくボケとツッコミを入れてきて、話を進める役割を果たしています。普段は厳しい大人としての役割を持っている、クマのネンガが、実は子どもの遊びが好きだったり、まん丸と同じく性格が天然なところもあり、大人が読むとまん丸たちよりも可愛く見えてきて、ネンガが一押しです。

ちなみに、漫画だから動物たちがこのようにギャグっぽい見た目をしているわけではなく、おじいちゃんのお山でおじいちゃんの目から見ると、このように見えているらしく、山を下りて普通の人間に見られたら、リアルなペンギンやタヌキ、キツネ、クマが服を着て二本足で立っているように見えるそうで、その設定も素晴らしいです。

ギャグだけではなく、シリアスな要素も

基本的にはずっと、まん丸、タヌ太郎、ツネ次郎を中心とした(本人たちは一生懸命なのですが)ほのぼのとした修行と山での生活の話が続きます。時には、敵の陣地に入ったり、いつもの生活よりは少し厳しい旅に出ることもあります。

でも相変わらず、まん丸は性格が真面目で良い子過ぎて天然だし、怖くなったり不安になるようなお話はなく、子どもがずっと楽しめるストーリーです。敵には犬の忍者とサルの忍者が居ますが、一番の強敵として出てくるのはクマのギオというキャラクターです。

ギオ自身はとても強く、まん丸たちのギャグ的な生活にシリアスな要素が加わります。忍者の統領としてまん丸たちとは違い、桁外れに強くて尊敬されているネンガとギオの関係や、二人が本気で戦ったラストシーンは、普段のギャグ要素から少し離れて、一時の切なさを感じさせます。

ギャグだけではなく、このほんの少しのシリアスさが忍ペン真ん丸をより、魅力のあるものにしています。とはいえ、基本的にはギャグコメディーで、ギオ自身は強くてシリアスなキャラクターなのに、ギオが送り込んでくる刺客はギャグ要素だらけの変なキャラクターばかりで、まん丸たち三人やその仲間が、バタバタしながら倒して行きます。

まとめ

いかがでしょうか。「忍ペンまん丸」の見どころをご紹介させていただきました。魅力が伝わったら嬉しいです。忍ペンまん丸は大分前の漫画なので、知っている子どもはほとんど居ないと思いますが、見せても安心感のある漫画で、ギャグを交えながらテンポよく進むので、飽きずにさくさく読めます。

ギャグとほんの少しのシリアスさも加わっており、キャラクター達もそれぞれ魅力でとても可愛いので、大人にもおすすめです。全11巻と短めなので、ぜひ一度読んでみてください。

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