「ジョジョの奇妙な冒険」を紹介!【おススメの漫画vol.7】

「ジョジョの奇妙な冒険」は荒木飛呂彦先生による基本的には能力バトル漫画です。

主人公によって部ごとにわけられており、アニメ化もされ現在も連載中です。

お菓子になったりフィギュアが販売されていたりと単純にキャラクターのデザインなどの魅力も素晴らしいです。

「ジョジョの奇妙な冒険」の大まかなストーリーと戦闘

第一部では主人公のジョナサンジョースターが、吸血鬼と”波紋”と呼ばれる能力で戦うストーリーです。

第二部ではジョセフジョースターが波紋を使い”柱の男”という存在と戦い、第三部からは”スタンド”と呼ばれる守護霊のような精神のエネルギーを使いバトルをします。

第三部では主人公の承太郎がディオを倒すために仲間と共にエジプトに行き、第四部ではジョセフの隠し子の仗助が仲間を殺した人物を倒し、街を守るために吉良吉影という殺人鬼と戦います。

第五部ではディオの息子、ジョルノジョバァーナが麻薬を使っているギャングのボスを倒し、自身がギャングスタ―となるためにギャングに入ります。

第六部では人類を強制的に天国に導こうとするプッチ神父を倒すために承太郎の娘、徐倫が戦います。

第七部では平行世界となり、ジョナサンジョースター(通称ジョニィ)が自身の慢心により半身不随になった足を治すために謎の男ジャイロ・ツェペリと共に大陸横断レースに参加し、聖なる遺体を求め戦います。

第八部では自身の記憶のない定助が、病気のホリィさんを助けるために謎の果実ロカカカを巡り様々な戦いに参加します。

このようにジョジョは部ごとにかなりストーリーが変わっており、第三部以降で共通しているのは”スタンド”という能力を使って戦うという部分です。

この”スタンド”というのが実に絶妙で、大抵のバトル漫画だと長引くにつれインフレが激しくなってしまいがちですがジョジョでは違います。

承太郎のスタープラチナは超精密な動きと最後に目覚めるとある能力がメインですが、仗助のクレイジーダイヤモンドは人や物体を”治す”能力となり、自分自身を治すことはできないという制約があります。

ジョルノの能力は物体に命を宿らせ植物や動物に変えることで一見使いにくそうですが、腕がちぎられたとしても物体に命を宿らせ腕に変えることで治したりと実はかなり応用が効きます。

徐倫は使い勝手が非常に難しく体を糸にできることですが、これが終盤のバトルでまさかの活躍を果たします。

ジョニィの能力は爪が高速で回転しながら弾丸のように飛ばせるというものですが、シンプルに強いだけでなく能力がどんどん成長していきます。

定助のソフト&ウェットという能力はしゃぼん玉を作り出しこのしゃぼん玉が割れると当たったものから”何か”を奪うことができるというもので、これもまた非常に応用が効きます。

このように主人公の能力だけを見ても強さのインフレにならず、相手によっては超強力だったり違う相手には手も足も出なかったりとバトルの駆け引きが非常に面白いです。

ジョジョの深いメッセージ性

ジョジョを語るときに大抵出てくるのは”ドグチャア!”や”メメタァ”などの面白い擬音ですが、私個人としてはやはりメッセージ性の強い名言・ストーリーが重要と感じます。

例えば第三部のラスボス、ディオの台詞で印象的なのが、主人公側のポルナレフを勧誘するときに使った”人は誰でも安心を得るために生きていて、名声や金や友情や愛も全て安心を得るためであり、自分の部下になれば永遠の安心感を与えてやる”という趣旨の発言です。

確かにこう聞くと、この相手に従った方が”そもそも戦うことをやめられる”ので”不安が取り除かれる”と考えつい味方になってしまいそうです。このようにちょっとしたシーンでも人生哲学について考えさせられるものが多く、それは作者自身が「ジョジョのテーマは”生きること”」と語っています。

ジョジョのメッセージ性において重要なポジションを占めるのが結構悪役の方で、特に六部のプッチ神父は生い立ちが非常に不幸であり、強すぎる責任感ゆえに”どんな犠牲を払ってでも人類を天国に導く”という一歩間違えれば英雄になってしまう思考を持っています。

七部ではとんでもない状況になり、なんと主人公のジョニィ・ジョースターがほぼ”悪”の存在となっています。

彼は天才騎士でありデート中に人の列に割り込んで喧嘩を売ったようなことをし銃で撃たれ半身不随になってしまいますが、とにかく自分の足を治すためにはどんな犠牲もためらいません。

彼を象徴している台詞が”生きるとか死ぬとか誰が正義で誰が悪だなんてどうでもいい。僕はまだマイナスなんだ。ゼロに向かっていきたい”という内容の発言です。

大抵の作品では正義のために戦ったり仲間を助けたりするために戦うわけですが、ジョニィにとってはそんなことは全てどうでもよく、ただひたすら自分の足を治すのが目的です。

作中では”漆黒の意志”と表現されますがジョニィにはためらいというものが全くありません。故に戦いの行動も早く先手を取りやすいです。

明確に”悪”として描かれるジョニィですが、生きているうえで彼を完全に”悪”と心の底から言えるでしょうか?

自己満足に過ぎない歪んだ正義感や、実は見返りを期待しているような行いは実生活でも見聞きした人はいるのではないでしょうか。

ジョニィ・ジョースターにはそういったものが一切なく、ある意味で完全に純粋で素直な存在と言えるでしょう。そしてそんな彼もジャイロ・ツェペリと出会うことにより少しずつ何かが変化していくのがまた面白いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの魅力は。

アニメ化もされグッズも多くなりメジャーな作品となりましたがその重厚な内容が伝わったでしょうか?

ジョジョと言えば独特なポーズのいわゆる”ジョジョ立ち”や独特な擬音、スタンドやキャラクターの個性的なデザインや頭脳戦などが目立ちがちですが、それだけでなく深淵なるメッセージ性が少しでも伝わったでしょうか?

スピンオフの”岸辺露伴は動かない”などジョジョを読んでいなくても楽しめる作品も描いている荒木飛呂彦先生ですが、やはりジョジョの奇妙な冒険を全て読むことをお勧めします。

こちらのブログでは漫画の情報が詳しく載っており、この記事を書く上で非常に参考になりました。
マンガがすこだ……

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